初速・運動エネルギーの表記について

クロスボウを選ぶ際に威力などの参考値となる初速や運動エネルギーの表記についてですが、これは同一メーカー間で比べる分には全く問題がありませんが、他のメーカーのクロスボウのデータを比べる際には問題があります。
これらのデータを測定する基準というのは正確には決まっておりません。
また、多少の誤表記があったとしても参考値として出している以上法的にお咎めがあるわけでもありません。
したがって各メーカーは各メーカーの基準で測定しております。
これに似たものにフラッシュライトのルーメン数があります。
世界基準のようで非常に参考になる値のように思われていますが、各メーカー間での測定基準の違いにより同じルーメン数でも信じられないほど明るさが違うことがあります。
あくまでも参考値として他メーカーの比較検討には参考程度に見た方がよさそうです。

初速 385フィート/秒
運動エネルギー 122FP
以前、テンポイントより優れた初速のクロスボウを、実際に撃ってみましたがテンポイントより威力を感じないことがありました。

20mm幅のスコープやドットサイトが取り付けれないとき

クロスボウの標準で付いているマウントレールは
20mm幅以外に、10~13mm幅が存在します。
もし、10~13mm幅だった場合、20mm幅用のスコープやドットサイトをつけることができません。
そんなときは!変換マウントを使いましょう♪
変換マウントには、樹脂製とアルミ製の2種類あります。

樹脂製のマウントをお選び頂いたときに注意が必要です。

機種によりマウントの形状や大きさがまちまちですべての商品にそのまま付くということはありません。
そのまま付けばラッキー!機種により加工が必要になることは覚悟してください。

しかし、150ポンドシリーズリカーブは現在のところ確認した段階ではほぼそのまま付きます。

つけ方はプラスチックハンマー(100円ショップなどで売っています)で軽く叩きながら入れます。
きついので折らないように注意しながら入れてください。
万が一折れてしまってもそのまま順にいれれば問題なく使用できる場合がほとんどです。

問題は、全く入らない場合やゆるゆるの場合です。
ピストルクロスボウはそのまま入ると思わない方が良いです。
まず、加工が必要になります。

たとえば50・80A1やA3などは少しゆるいと思いますのでボンドなどで固定する必要がある場合がございます。
80A4は数ミリマウントが大きいため本体のマウントを削る必要があります。少しきつい程度に削ります。形状は壊さないように。
変換マウントを削らずに必ず本体側を削ってください。

ちなみに、このマウントはクロスボウユーザー以外にも多く売れています。

弦ワックスの使い方は?

「ワックスはどこに塗るのですか?」
このような質問を、よく耳にします。
なぜ、ワックスを塗るのかはご存知でしょうか?
一番の理由は弦の寿命を大きく伸ばすためです。
弦は消耗品でいずれ切れます。もったいないです。
ちょっとでも節約するために弦同士や台座との摩擦を減らす必要があります。
その役割をワックスがしてくれます。
また、普段使用しないときでも弦の劣化を少しでも進めたくない場合にも、ぐりぐり塗って下さい。
さて塗り方です。

まず、弦自体にまんべんなく塗り手で擦り込みます・・・おわりです。

大丈夫??と不安でしたら、
弦と擦れあうクロスボウ本体の台座にも塗りましょう。

コッキング紐とは?

意外と使い方が分らずに「これ何につかうの?」と聞かれることがあります。
コッキングする際に、コッキング紐を使用することで、通常の引く重さが約半分になります。
フルサイズクロスボウを買ったら1つは持っておきたいものです。
使用方法を公開いたします。

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この部分は何て呼ぶの?(コンパウンドクロスボウ編)

コンパウンドクロスボウの部位名称に関する情報です。

(1)フットスティラップ

 コッキング(弦を引く)する際に、クロスボウ本体を固定するときに足で踏む部分。

(2)弦(げん)

 クロスボウの弓に装着して、矢を飛ばすためのもの。
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(3)ケーブル

 弦のような紐ですが、弦とは違い、2本1組になっており、弓部の中央で交差するように張られているもの。
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(4)リム

 クロスボウの弓。替え弓とも言う。リカーブと異なり、左右のリムが別々になっている。
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(5)マウントスクリュー

 クロスボウの弓を固定するために使用するボルト。
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(6)ボウユニット

 リムや弦、ケーブルなど含む弓部のこと。コンパウンドクロスボウの構造上、弦やケーブルを張ったまま、クロスボウ本体から弓部のみを取り外せる。

(7)マウントレール

 スコープやドットサイトなどの照準器を装着する部分。マウントとも言う。約10mm幅と約20mm幅のマウントがあり、それぞれ対応の照準器があります。

(8)ストック

 クロスボウ本体の後方にある部分で、肩にあてることで照準を安定させたり、発射時の反動を軽減させる効果がある。

(9)トリガー

 矢を発射するときに使用する部分。

(10)グリップ

 トリガーを引くときに握る部分。

※各オプション品は、適応するクロスボウにご利用ください。
※当店で取り扱っているクロスボウ用のオプション品として販売しております。